2023年買ってよかったもの

今年も盛大に金の無駄遣いをしてしまった。 思い出せるものの中で買ってよかったエスプレッソマシンを紹介します。ラテアートまだ上手にできてないけど。

10 年くらい使ってたデロンギの 15K 円くらいのエスプレッソマシンが壊れそうになったので、新しいもの買った。 買ったのは Lelit Bianca V3 ってやつ。

www.espressocoffeeshop.com

Black Friday のセールで 15% 安くなったのでポチってしまった。けどまじめに計算してみたら、やはり円安 + 送料(イタリア→東京)+ 関税でめっちゃ高かった。 ただ毎日ラテかカプチーノかなにかを妻と一杯ずつ飲むし、自宅勤務の関係でスタバにもコンビニにもほとんどいかないので、自宅のエスプレッソマシンは日常必需品になっているので、買わざるを得なかった。

で、1ヵ月くらい使ってみたらやっぱ買ってよかった。 普通にリビングにおけるサイズだし、性能的に何一つ不満もない。あと見た目もかっこいい(重要)。値段も LA MARZOCCO LINEA MINI に比べるとだいぶやすい(LA MARZOCCO LINEA MINI ほしいけどね)。 スペック的には必要なものが全部そろえたと思う。

  • デュアルボイラー
  • PID
  • スチームが強力(ノズル 2 穴 / 4 穴が一つずつついてくる)

それに加えて、いくつかの素晴らしい機能がついている。

1. コンピューターによる抽出圧の自動制御

エスプレッソって、別に一気に 9 bar まで圧力をかけて、9 bar を維持するまま抽出できれば最高、ってわけではなく、コーヒーにかける圧力を変化させることで味も変わったりする。 このマシンは、事前に設定すれば、自動的に抽出する際の圧力を調整してくれる。

例えば

  • 0 秒 ~ 5 秒: pre-infusion (粉に少量な水をかける)
  • 5 秒 ~ 8 秒:何もしない(水を粉に浸透させる)
  • 8 秒 ~ 25 秒:通常の 9 bar の圧力をかけて抽出する
  • 25秒 ~ :圧力を 4 bar 程度まで落としてフィニッシュ

みたいな操作が自動的にやってくれる。

2. 抽出圧調整パドル

抽出圧を自動で調整させるではなく、自分で様子を見ながら調整することも可能。 このマシンの真ん中にパドルがあって、抽出時にエスプレッソハンドルにかける圧を調整できる。 一番右にすると、抽出時の気圧が max になる。この状態で抽出を開始して、徐々に左に回していくと、圧が徐々に下がる。

これによってクレマの出来具合が変わってくるし、味(というより香的なもの)も微妙に変わる。

3. 水タンクの場所が変えられる

水タンクは固定式ではなく、左・右・後の 3 箇所に取り付けられる。 これマジでありがたい。水タンクをマシンの後方に置くと、テーブルの奥行が足りないのでおけなくなるので、右側にしている。

注意点

海外通販で買う場合、220 V しかない可能性が高い。その際、昇圧器が必須となる。 しかもこいつ 1500W もするので、余裕を持たせて 2500W の昇圧器 を 15000 円くらいで買った。

日本で頑張って探せば 110V のマシンも購入できるみたいんだけど、昇圧器がいらない分、110V で使うと、予熱の時間が長くなる。 ちなみにこのマシン、スイッチ ON にしてから使える状態になるまで、15 分程度待たなければならない。なので、朝の忙しい時間はあまり使えないかも。 まぁ予熱時間が短くても、コーヒーを入れる手間がかなりかかるので、自分はランチを取る前に電源を入れて、ごはん終わった後にコーヒーを入れるようにしている。

グライダー

DF64 ってグライダーも購入した。 これ最近新型?の DF64P が出ているみたい。

世の中家庭用のグライダーでしたら Niche というブランドが人気なんだけど、10万円超えなので買わなかった。

DF64 は 64mm のフラットバールを使っていて、モーターも力強い(1400W 固定)ので、十分に使える。 バーは交換可能で、SSP のもの も存在する(味にどう影響するかはわからないが、かなり高価なので、おそらく買うことないだろう)。

その他

エスプレッソを入れるためのアクセサリーも色々購入した。

  • ピッチャー:Barista&Co 600ml
  • マグカップ:LOVERAMICS 300ml x2

あとはスケールとディストリビューターかな。どちらもアマゾンで適当に買ったものを使っている。 タンパーは Lelit 純正のものがついてくるので、買わなくて OK。

終わりに

マシンの性能が良くても、まともにラテアート作れないやつはまともにラテアート作れない(練習します)。